日頃より、ルリーロ福岡をご支援いただき誠にありがとうございます。
ルリーロ福岡が地域支援を進めいていくなかで、学生のキャリア支援の一環として、久留米大学4年の小山りんさんに学生記者として活動してもらうことになりました。
ルリーロ福岡とは?
ルリーロは地域でどんな存在なの?
ホストゲームの運営は?
大学生ならではの視点で皆さんにお届けしてもらいます。
今後、不定期掲載ではございますが、ルリーロ福岡を紹介いただく記事の掲載を行ってまいります。
ぜひお楽しみください。
ールリーロ福岡学生記者 小山りんのwhat's up ルリーロ!! vol 1ー
みなさん、初めまして!
この度こちらのコーナーを任せていただいた、ルリーロ福岡の学生広報で、久留米大学4年生の小山りんです。
早速ですが、初回はルリーロ福岡を多方面でご支援いただき、将来の選手候補である高校生たちが通う浮羽究真館高校(以下、究真館高校)の下宿施設を紹介してくださった筑後信用金庫の元理事長・江口 和規さんにインタビューを行いました。
それでは、どうぞ!
まず、ルリーロ福岡と筑後信用金庫さんの最初の出会いを教えてください。
「うきは市と連携協定を結んで色々な活動を行っていた中で、ルリーロ福岡がうきは市で活動を始めるという話を聞きました。
我々が開催している若手経営者研修会『ちくしん琢磨会』という例会があるのですが、ある日ルリーロ福岡の島川社長と選手の皆さんに来ていただいて、ルリーロ福岡のプロジェクトについて発信していただいたのが最初の出会いでした」
最初はどのような印象を持たれたのでしょうか?
「普通だったら母体になる企業がスポンサーとしてあるのでしょうけど、母体を持たずに地域から支えてもらうという日本では非常に珍しい形態のラグビーチームで、選手の皆さんもこの地域の事業所に勤務しながら活動を続ける、いわゆる〝地域密着型のラグビーチーム〟というものを初めて聞いたので驚きました。
しかし、筑後信用金庫の経営スタイルも〝地域で営業を続ける地域密着型の金融機関〟ということで互いに共通点があると感じました。
ましてや信用金庫協会は『中小企業の健全な発展』『豊かな国民生活の実現』『地域社会繁栄への奉仕』という基本理念があり、その3つのビジョンを実現するために、エリアの自治体と連携協定を結んで地方創生の取り組みを進めてきた背景があります。
ルリーロ福岡が持っている地域密着型と地方創生への取り組みは、事業そのものは違うけど、親和性が非常に高いと感じています」
我々ルリーロ福岡は、母体となる企業スポンサーからではなく、約480社のスポンサー様と、地域のみなさんから支えていただいています。
では、そのようなルリーロ福岡への想いなどはございますか?
「ラグビーチームを運営していくのは大変だろうという率直な思いがあるんですけど、ルリーロ福岡で働きながらでもプレーしたいという人が増えてきているとお聞きしました。
スポーツ振興を通じた地域活性化というものは、とても面白い取り組みになるのではないかと思います。
以前から地元の野球大会を協賛し、スポーツ振興を通じて地域に貢献できたらなと思っていたので、何か少しでも応援できたらいいなと思っております。
例えば、うちには200人くらいの職員がいるので、試合会場などで人手の手助けとかでも」
左:江口元理事長 右:坂本 良常務理事
少しでもルリーロ福岡の力になりたいというお気持ちがひしひしと伝わってきました。
何かルリーロ福岡と一緒に叶えたい夢はありますか?
「本拠地のうきは市や、ルリーロ福岡が連携協定を結んでいる自治体などの地域へ、スポーツを通じて元気を届けたい。
しかし、それを達成するには練習グラウンドですよね。現在ルリーロ福岡の選手のみなさんは、究真館高校のグラウンドを間借りして、練習されているので。
コートを整備するのに必要である相当な資金を、どのように企業母体を持たないルリーロ福岡が行っていくのか楽しみです。
何とか資金確保の目途が立てばもう一歩飛躍ができるんじゃないかなという感じがしていますし、信用金庫という面で人の繋がりをアシストしたい。ルリーロ福岡さん、頑張ってほしいですね」
そういえば、取り組みとして究真館高校の下宿施設を紹介していただいたことがあるとお聞きしました。
「そうなんですよ。以前から究真館高校ラグビー部が温泉旅館に宿泊して、寮として利用していたけれど、選手が少しずつ増えてくる中で、専用の寮が必要になってきているとお聞きしました。
どこかの古民家を利用して、できたりしないかと考えていた矢先、温泉旅館の近くに廃業した温泉施設と、個室付きの温泉療養施設がありまして、そこをたまたまうちのお取り引き先が購入されたんですよ。
温泉施設は倉庫に、温泉療養施設はビジネスホテルに改装すると聞いていましたが、ある時オーナーさんから『ビジネスホテルの方は1回計画をやめて、どこか一括で借りてくれるところはないか』という相談を受けてふと思い出したんです。
ルリーロ福岡から寮を探していると聞いていたことを。
それで、うきは市の市役所に連絡したら『いい話だ』と、とんとん拍子で話が進み、リニューアル工事を経て寮が完成しました」
筑後信用金庫さんが運んでくれためぐり合わせで完成し、現在はルリーロ福岡が運営している寮には、高校生が40人下宿しているとのことでした。大活躍です!
では最後に、ルリーロ福岡の拠点でもあるうきは市への想いをお聞かせください。
「実は、私の地元がうきは市吉井町で、生まれも育ちも今の住まいもうきは市なので、想いは強くてですね。
何らかの形でうきは市に貢献して、少しでも役に立ちたい。
また、究真館高校が母校でもありまして、朝にバスで通勤することがあるのですが、ラグビー部員が自転車で一生懸命に通学しているのが微笑ましい」
左:江口元理事長 中央:小山りん記者 右:坂本 良常務理事
インタビューは以上になります。
これまで私は銀行と信用金庫の違いさえ知りませんでしたが、今回お話を伺ったことで信用金庫は、その地域の発展のために動いていることや、地域の為を想う心に〝やさしさ〟を感じました。
また、社員の中でルリーロ福岡のファンクラブに入ってまで応援をしてくれている方もいらっしゃり、強い愛を感じました。
これからもご支援と熱い応援をお願いいたします!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
これからもルリーロ福岡のことを深掘りした情報を学生目線でたくさんお届けしてまいります!